歯周病と生活習慣

現在、成人の約8割が歯周病に罹っていると報告されています。

最近、むし歯や歯周病など歯科領域の症状や治療が身体にも影響を与えることや、逆に身体の変化や症状がお口の中に及ぼす影響について関心が寄せられています。

その中でも、歯周病が身体に及ぼす影響としては、心臓・循環器疾患や糖尿病といった他の生活習慣病に深く関わっていることが明らかになってきました。

つまり、歯周病を予防し、治療後は適切に管理して再発を未然に防ぐことが、身体全体の健康維持につながることになるのです。

その歯周病の予防と治療の最大の目的は、歯が失われることを防ぎ、お口の機能を維持することです。1990年代の後半以降、歯周病が全身疾患や全身の状態に影響を及ぼすことが明らかになり、全身の健康を守るためにもお口の健康が重要であると認識されるようになってきました。

歯周病原性細菌によって歯周組織に炎症が起き、深い歯周ポケットが形成されるような状態になると、歯周ポケット内の溝から生体内に侵入した細菌そのものや細菌由来の病原因子に加え、炎症の場で作られる物質(サイトカイン)が歯肉の血管を通じて血液に流れ込み、これが全身の組織や臓器に何らかの影響を与えると考えられています。 近年、さまざまな研究結果から、歯周病が多くの疾患に影響を及ぼし、その発症や進行のリスク因子になることが明らかにされています。

歯周病はサイレント・デイジ―ズ(静かに進行する病気)とも言われ、特に初期には痛みなどの自覚症状がありません。そのため自分で気がつかないうちに進行してしまうので、注意が必要です。いつまでも元気に年を重ねていくためにも、歯周病と身体の関係について理解を深めていただきたいと思っております。

当院では、歯周病を特に重点に考え、初期治療終了後、1~3か月置きに定期的な歯のお掃除を再診料(保険の範囲)で行っています。詳しくは当院までお尋ねください。定期的な口腔ケア(お掃除含む)はとても大切でむし歯、歯周病の早期発見、早期治療だけでなく、お口の健康さらには全身の健康に繋がります。

是非、定期的な口腔ケアを!

 

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